より伝わるものを目指します

発信したいことと、受け取りたい情報のバランスを考えます。

これまで数多くの建売住宅など不動産カタログやチラシを作らせていただきましたが、重要なのは「ターゲット層」や「価格帯」に合わせた「テイスト表現」と、それに「見合ったコンテンツ」を作ることでした。 
紙一枚での伝達手段なので、例えば動画に比べると情報量も少なく、読み手の負担が大きくなります。
つまり、情報の精査が肝要となってきます。
情報の精査においては、特に「発信側の主張」が本当に「受け取り側の欲しい情報なのか?」を考えることが難しいところです。とかく、見た目が重視されがちですが、美しい紙面を作るのは割と簡単です。しかし「伝わる紙面」にしなければ、カタログやチラシの本分はまっとうできません。
高価の出るものを作るには、クライアント様の専門知識と、それを表現する工夫が不可欠だと感じております。
ターゲット、価格帯、タイミング、時流、そして専門性を考慮した制作にこだわっております。


不動産公正取引協会規定も考慮いたします

チラシの場合は公正取引協会の定める不動産広告のルールにも配慮する必要がありますが、掲載すべき情報が多いため、どうしても煩雑な紙面になってしまいます。しかし読み手の負担や関心の維持を考えるとカタログよりも、さらに要約されたコンテンツが重要です。
また、最低限の情報量を保持しつつ、より買い手にベネフィットを想像してもらえるよう、特にターゲット層を意識した紙面づくりを行っています。


出すべき情報を見極める

弊社は個人事業ですが、これまで住宅大手様から、個人設計士様や工務店様、木材協会様や断熱材メーカー様など数多くの建築関係業者様に技術提供を行い、数百種類以上の訴求物に関わってまいりました。
その中で大切だと思うことは、訴求物は「渡し舟」であるということです。つまり、しかるべき情報をしかるべき場所に伝えることが最も重要であり、その情報を出すべきか?出さないべきか?それを見極める冷静さの共有が肝要だと思います。