旅先などで、スマホで歩きながら隣の人を撮影したらぶれっぶれになって後で見れなかった経験があると思います。
今流行りのジンバルとか、お金をかければイージーに解決できますが、これは、二つのコツでほぼ解決します。
(ジンバル等の機材もこのコツを知っていると変わってきます)
結論からいきます。
「コップの水をこぼさないように運ぶのと同じ」です。
具体的なコツは、大きく分けてこの2つです。
コツ1=体の使い方
①片手で持つ
②脇を体から離す
③肘を軽く曲げておく
コツ2=撮り方(画面の作り方)
①カメラの高さを胸元〜口辺りに。
②画面の中心に被写体を持ってきて中心に維持する。
③被写体には近づかない
解説します。
コツ1=体の使い方
一杯のコップの水を片手で持って運ぶとき、自然と足の振動が伝わらないように、体から腕を離して運んでいませんか?
もしイメージが湧かないときは、ちょっとやってみてください。
この動作をするとき、コップを両手で持つとかえってこぼれやすくなります。自然に、腕は胴体との接触を避けて脇が開きます。そして、腕をまっすぐに伸ばすこともありません。軽く曲がっている状態だと思います。
この動きこそが、歩きながらスマホなどで安定した映像を撮影し体ときに使えるんです。
コツ2=撮り方(画面の作り方)
見やすい動画を撮る基本は「動かさないこと」と前回説明いたしましたが、実は移動撮影も同じなんです。
気になる方はこちらからどうぞ>誰でもできる!動画撮影のコツ Vol.02 必要になるまで動かさない!
「何それ?どういうこと?歩ってるんだから動くでしょう?!」と思いますよね。
そうですが、そうじゃあないんです。
あくまで、動画という「画面上」の中の話なんです。
横を歩いている人を撮っている場合、その人の顔や体が画面の中心にきちんと収まり続けていれば、それは画面上では「動いていない」のと同じでと言えます。
背景は流れていても、「見るべきポイント」が中心から移動しなければ、見づらかったり、酔ってしまうことはありません。だから、動いていないと言えるし、画面も全然見やすいんです。
もし、正面を歩いている人や、後ろを歩いている人を撮るときは、人物が中心からはずれても画面の揺れが激しくなければ全然大丈夫です。
それらに相まって、カメラの高さは、高すぎや低すぎはホールド性を下げますので、基本通りに胸元〜口辺りに止めて撮影します。
また、画面の中心の人物の動きとは別に画面を右や左に振りたいときは、Vol.05と同じく、ゆっくり振るか、スカッと降ってください。
詳細が欲しい方はこちらを>誰でもできる!動画撮影のコツ Vol.05 向きを変えるときはゆっくりか素早くのどちらかで。
そして、中心の人物がカメラに近くなる程、ブレが目立ちやすくなりますので、最低でも1.5〜2mくらいは離れて撮ると、安定感が増します。
もし、どうしてもうまくいかない場合や、もっとこだわりたいという方は、こちらをご参考に。
>誰でもできる!動画撮影のコツ Vol.07 歩きながら良い映像を撮るには?!<ジンバル編>
おしまいに
やや難しい感じになってしまってごめんなさい。
しかしながら、移動中だからこその動画とも言えるので、ぜひチャレンジしてみてください!
そして、足元には十分ご注意ください!
私に分かる範囲でよろしければですが、質問があったらいつでもどうぞ^^
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