企業セミナー記録撮影
とある企業のセミナーの記録取材として、美しい森の中のリゾート施設へ赴きました。
今回は、写真と動画両方の記録を承りました。
例えば、単純に記事用の写真ということであれば、客観性を重視するのですが、クライアント様自体も撮影後の用途は後で決めるというスタンス。
とはいえ、使うとすれば雑誌や業界新聞への投稿、ムック本も出していました。また、当然ホームページやメルマガ、関係者への勧誘チラシなども考えられたので、色々なニュアンスへの対応が肝要でした。
そこに、クライアント様の好みや傾向も織り交ぜての撮影となりました。
今回のキーワードは、5W1H・物理規模・人的規模・主催者の気遣い・興味深さ・権威性・場所柄の魅力等です。
障害になったのは、明るさです。
プロジェクターを使用するので、全体が薄暗いのですが、邪魔になるのでフラッシュがほとんど使えません。
余談ですが、結婚披露宴もふくめ、こういった人が集まる場所では、「他人の注意を引かないようにしながら大胆に動く」というのが大切なので、その意味でもフラッシュは使いづらくカメラの性能に依存する撮影となりました。
出席者の表情や用意された小物類も客観と主観の両視点から収集し、セミナーの進行をなめるようにしながら、「後でいろいろ使える写真」に近づけてみました。
ちなみに、実際に後で色々使われた写真となりました。
その中でほっとしたのは、主観的なイメージ先行写真を撮っておいてよかったという点です。
客観的な写真は分かりやすくも色気に欠けるので、特に次回以降の「セミナーへのお誘い」チラシやメルマガに使うには、やや引きが足りません。
例え面白さとは無縁に見えるセミナーなどのお堅いような場面でも、写真にするならそこに美しさや感動は必要なのだとつくづく感じました。
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