フルCGのDTPで、地元に恩返し。
厳密には、孫請けのお仕事でしたが、地元甲府の祭りの一端を担えるという事で、俄然やる気を出して、完全に燃え尽きたお仕事。
ロゴマークから、建物の描画、地図作製まで全てCGを用いて作成しました。
何故かと言うと、それまでのこのイベント関係のパンフレットの傾向が、2次元的平面デザインが多いことをクライアント様との打ち合わせの中で見つけ、今回は別のテイストで行きたいということで、それじゃあ立体感のある物を作りますよ!と豪語して、何度も心が折れそうになりながら仕上げたパンフレットです 笑
ロゴマークは思い切って、覚えたての3Dソフトで作成しました。今思うと、全く持って未熟なデザインと技術だったと恥ずかしくなります 笑
建築物関係はイラストレーターを用いて、すべて枠線を描かないピクトグラム形式で描画しました。
右側の塔は、壁部分のタイルを一枚一枚貼り付けたり、左のお城の石垣も、ほぼすべての石を描画したりと、「神は細部に宿るものだ」と自分に言い聞かせて頑張りました。
しかし、甲府市の担当者の方や、市民の皆様にも分かりやすく特徴的だったとのご評価を頂き、報われました。
とはいえ、その後の別のイベント等でも同様のパンフレットが別のデザイナー様により出回ると、とてもまとまっていて、私のように要領が悪く、なおかしな労力を使った形跡もないので、己の未熟さを思い知らされたことも良き経験としておきます 笑
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