リフォーム竣工撮影(古民家カフェ)
古民家をカフェに改修した物件でしたが、統一感と味の塊。
こういった完成度の高い物件は、撮りたい衝動を抑えるのが大変です 笑
基本的にはどのように撮っても絵になるので、毎回こうなら・・・と、ついつい考えてしまうのは人間の性と言うものでしょうか。
とはいえ、動画ではないので、画面の切り取り方を試行錯誤しないと、部屋の構造が理解しづらい状況に陥るので油断はできません。
まして、こちらのような若干複雑な構造の建築物ではなおさら「伝わりやすいアングル」を見つけるまでは汗だくになります。
ですが、毎回そうですが、撮り始めから1時間前後で、その物件へのアプローチ角度が見えてきます。
ここはこう撮るのが一番良いという風な「攻略方法」とでも言いましょうか。
キーワードを見出し、それを引き出すアングルや、光と影、構造を捉えやすい構図などを意識しながら撮影していきます。
定番の取り方も使いますが、それだけでは面白くないし魅力も表現しきれないので考えられるすべての撮り方で撮影していきます。
こちらの物件のキーワードは、古木・漆喰・ヴィンテージ・所せまし・高低差・統一感・ぬくもり等でした。
それらが見出せて、それを表現するアングルが確定してくると、あとは遊び心を持って撮影に臨めます。
余談ですが、ヨーロッパ在住の方が古い町並みを撮ってインスタグラムに掲載しているのをよく見かけますが、さぞかし撮りやすいんだろうなあとうらやましくなります。
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