画角ぎりぎり。こじんまりでも濃縮された魅力をどう撮るか?
山梨県のウイスキー「白州」の蔵元近くにある、お蔵を改装して作られたカフェの取材を行いました。
こちらも、SNS向けの動画でしたが、予想よりも大変でした。
民家の一角のお蔵を改装したのですが、他の建物との距離が近く、カフェ入口のウッドデッキ奥にはオーナー様の住居がありました。
初見ではどうしても新しくて素敵なウッドデッキに心が向いているので気になりませんでしたが、モニターから見るとやはり少し気になります。
また、屋内はものすごく雰囲気があって近所だったらちょいちょい来たくなるような落ち着きを醸し出していましたが、広角レンズでもつかみきれないほど狭小な構造。
そこで、まずは、単焦点を用いてなるべく手前のウッドデッキに視点誘導を試み、屋内に関しては、スライダー移動とパン、そして濃度の高い部位に絞って雰囲気を収録できるよう努力しました。
クライアント様は設計士さんでしたが、非常に喜んでもらえました。
結果的には良かったのですが、機材の使いこなしも含め、まだまだ発展途上だとしみじみした白州への旅でした。
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