新築竣工撮影
新築のお宅を竣工撮影させていただきました。
近所に家も少なく、建物はもちろん立地も広々とした素晴らしい物件で、遠巻きに見た時はちょっと盛り上がってしまいましたが、実はカメラマン泣かせの物件でした 笑
引き渡しまで少し間があるとは聞いていましたが、実は、電球の付いていない場所がいくつもあったのです。これは僕らにとってはおおごとです。
住宅や店舗の撮影には、ストロボや持ち込みの照明機だより、そこに設置されている物だけを活かした方が、経験上、確実に良い雰囲気の写真になります。
しかし、それが(ところどころ)無いとなると、明暗の緩急が出しづらくなることは避けられません。明暗こそ命。
ストロボはお部屋の撮影にはあまり使いたくないし、照明器具は持ってきていない・・・ しかも外はやや曇天。
で、思いました。そして決断しました。「これは合成だな!」と。
光っている照明を画面に入れることで、華やかさが生まれるので、使いまわしの効きそうな部位やアングルを考え、華やかさが出ないけど、外せないアングルの写真にどう当てはめるかも加味し、何とか目標達成。
しかも、お庭は手つかずで、小石はごろごろ。泥にタイヤのわだち。そして水道工事?の大きな穴と大きなブルーシートなどなど、クライアント様がこのままの写真をお客さんに見せるのか・・・と思うと、やはり「合成だな!」になりました。
以前にも書きましたが、竣工写真はタイミングが大事ということを再認識させてくれる出張でした。笑
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